今回はパワーストーンの話でもなく、
私にしては長文になります。
一般的なインナーチャイルドの概念と違うところや、
私の解釈が入っているところもあるので、
そこはご容赦ください。
インナーチャイルド(以下、インチャ)とは、
幼少期に、両親との関係や出来事等によって生まれた、
未解決な欲求や感情のことです。
いま感じる、
負の感情(恐怖、悲しみ、怒り、無力感、自責、絶望感など)は
このインチャから来ていることがかなり多く、
癒していくと
日常感じるストレスも減り、楽になっていきます。
私自身、
ここ2ヶ月くらいは、かなり徹底して
自分のインチャを癒してきたので、
その経験も少し交えながらお話しします。
自分の場合は、
父親との関係で重たいインチャがあり、
まず、父親のことを人に話すことが出来ない、
言葉に詰まってしまう、
そんな状況が続いていました。
幼少期に
家のお風呂場で怒られたということが
父との唯一の記憶で、
それがつらく悲しく、
父親の存在は
自分の中からずっと消していました。
そこに向き合うというのは
やっぱり嫌だし悲しいし怖い、、、
でも、このままだと日常が辛く苦しいので、
自分のインチャに向き合おうと決めて、
取り組んでみました。
はじめに、お風呂場へ行き、
怒られたときのことを思い出しました。
様々な感情が沸き起こり、
嗚咽しながらも
そのときの感情を感じ切りました。
インチャを癒すには、
まず、「感情を浮上させる」というのが
大事になるので、
色々な方法を使うとよいのかなと思います。
ホメオパシーのレメディを使ったり、
出来事を思い出す場所に行ったり、
セラピストに導いてもらったり。
そして感情を感じ切ったら、
次は、インチャの欲求の確認。
そのとき、幼少期の自分は
なんと言って欲しかったのか、
なんと言って欲しくなかったのか、
何をして欲しかったのか、
何をして欲しくなかったのか、
幼い自分自身に問いかけます。
大人の自分は、
親の状況や事情などを考えることも出来ますが、
幼い自分は、親の都合など知らないので、
ただただ、こうして欲しかった!
と思ってるんですね。
例えば、
愛されたかった
優しくして欲しかった
否定しないで欲しかった
わかって欲しかった
温かく接して欲しかった
ケンカしないで欲しかった
などなど、、、
私の場合は、
怒鳴らないで、優しく、笑顔で
無条件に愛して欲しかった
未解決な欲求がわかったら
イメージの中で叶えてあげて
癒していきます。
親が、未解決だった欲求を叶えてくれる、というイメージが出来る人は
それで良いと思いますが、
なかなか出来ないことも多いと思うので、
親の代わりに
大人の自分が
幼い自分に対して
優しく温かく接してあげます。
幼い自分の話をよく聴き、
言って欲しかった言葉を言ってあげて
心をほぐしていきます。
インチャが納得しなかったり、
インチャの怒りが収まらない場合は
イメージの中で親に言いたいことをぶちまけてもいいです。
自分は、結構 父親に言いたいことを言ったかな。
ふざけんな!みたいなのを言いましたね。
言って欲しかったことを言ってもらって、
親に言いたいことを言って、
少し落ち着いてきたら、
そもそも自分に足りないところはなかったか?
って振り返るんですね。
私の場合は、なにか
自分が怒鳴られるようなことをしたわけで、、、
もちろん、詳しい いきさつは覚えてなかったりするし、
そもそも小さい子供が足りているわけがないんですけどね。
親の心や状況を完璧に理解して、
適切な行動を取れるはずがないので、、、
それでも、
この無力感を感じることが大切で、
問題を「親」から「自分」に変えることができます。
親を責めていても前に進まないので、
自分の足りなさ、無力感を見つめるんですね。
そして、そんな無力な
幼い自分を、
無条件に
大人の自分が包み込んで愛してあげる
ここまでくると楽になってきます。
癒していく中で、
幼い自分の感情に応じたレメディを摂るのもいいです。
私の場合は、
Nat-m.
Ign.
Staph.
Cham.
Stram.
Cycl.
Puls.
Mag-m.
Op.
Sep.
Carc.
Mag-c.
Nat-c.
Acon.
Ars.
Arn.
などなど、
色々と摂りました。
ホメオパシーのレメディは
感情を浮上させるのにも使えるし
癒す手助けにもなるし
素晴らしいですね。
私はこのような感じで癒しましたが、
一つのやり方の参考としていただけたら嬉しく思います。
インチャ癒しをしてからは、
父親のことを
泣かずに、言葉に詰まらずに、
話せるようになったし、
人から怒られると、
特に男の人から怒られると
死にたくなるということがなくなったし、
父親とのことがきっかけで自分の中で否定していた男性性を
肯定できるようになり、
体の筋肉量が増えたし、
生きていて
恐怖、悲しみ、怒り、無力感、絶望感などの
感情が起きにくくなったし、
喜びや感謝、有難さ、勿体なさ等、
ポジティブなことを感じやすくなっている自分がいるように思います。
それでは、この辺で。