こんにちは。ひろみです。
「藪の中」✨
芥川龍之介さんの小説です。
初めて読んだときはとても衝撃を受けました。
ある男が盗人に妻をてごめにされます。
翌日、その男の死骸が藪の中から発見されます。
死骸をめぐって、
誰が男を殺したか。
というのを各人の証言から見ていきます。
男(死んでいるので霊体として「自殺した」のだと証言)、 妻、盗人、
それぞれが自分が殺したと証言します。
みな異なる証言をするので、本当のところ誰が殺したのかわかりません。
真実は藪の中。✨
ただ男が死んだという事実がそこにあるだけです。
その出来事に対して、三者三様の解釈があります。✨
感情や心理によって真実はいくつもの姿を呈するのです。✨
人生に置き換えると、
何か出来事が起こったときにそれを
どう捉えるか、解釈するか、✨
によって事実が変わってくる✨
ということになります。
そもそも現実は自分が見せている幻影であって、
真実みたいなものは存在しないのです。
そこにあるのはただ、解釈だけ。✨
歴史は語られた時点で物語になるように、
人生もまた語った人の物語。✨
どんな物語にしたいのかは自由で、
現実に何を創造するかも自由なのです。✨
それって、とてもすごいことだと思いませんか✨💛😆
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