大切なものは言葉にならない。

 

こんにちは。ひろみです。

先日「海獣の子供」という映画を見に行ってきました!

 

この映画、どんな話かというと、

自分の気持ちを言葉にするのが苦手な瑠花という中学生の女の子が、チームメイトと問題を起こして部活動を活動停止になってしまい、

夏休みに家にも学校にも居場所がなくなった彼女が水族館を訪れ、ジュゴンに育てられた二人の男の子に出会うというお話です。

そして海で起こる不思議な現象に巻き込まれ、不思議な世界を体験していくというストーリー。

 

 

 

 

まずアニメーションがとてもきれいで見入ってしまいました。

それから舞台が江の島だったので、江ノ電や新江ノ島水族館の様子が実物そのまま描かれていて、湘南出身の私は懐かしい風景に嬉しくなりました。

 

何より感動したのは、映画のテーマやストーリー、映画の中で登場人物から語られる言葉でした。

 

人が生まれて死ぬというのは、どこからきて、どこへいくということなのか?

「私たちは何もみえてないのと一緒なのかもしれない。」という劇中のセリフ。

 

宇宙も深海も自分の手の上の物語にあるということ。

 

 

語られるセリフを聞くたびに、真意をついた言葉にぞくぞくして、ストレートな表現に胸を突かれてドキドキしていました。

 

ものすごい壮大な話だったのです。

 

私の思う「宇宙の真理」がこの映画の中に全部入っていました。

 

生命(いのち)について、宇宙について思うことはとても感覚的なものだと思うのですが、その感覚をそのままに、とても分かりやすく映像にしていて、

さらにセリフを使って随所、言葉でそのまま伝えていたことにも感動しました。

 

 

作り手の、畳みかけるように何かを伝えようとする努力が伝わり、

そのストレートな気持ちと表現に、胸を打たれたような感じがします。

 

 

主題歌は米津玄師さんの「海の幽霊」という曲。

これがまたとてもよくて、映画にぴったり。

 

「大切なものは言葉にならない。」

という歌詞が曲の中にあります。

 

大切なものは言葉にならない。

だけど、それを言葉にしていく。

 

言葉にする絶え間ない努力の大切さを、

言葉にして相手に伝える大切さを、とても強く感じさせる映画でした。

 

よかったら観てみてください^^

 

 

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